インプラントの手術にかかる時間はどのくらい?

インプラント治療というのは、すごく時間がかかるんじゃないか?
と質問されることが多いですが、今回はそれに対して、お答えしたいと思います。

 

インプラント治療の流れ

インプラント治療では、最初に、インプラント体というものを埋め込む手術をします。まず、あごの骨の中にしっかりと麻酔を浸透させます。その後に歯ぐきを開いて、あごの骨の中に穴を開け、その中にインプラント体、いわゆるフィクスチャーと呼ばれるものを埋め込んで、最後に、開いた歯ぐきをしっかりと縫合して終了、という治療になります。

 

治療にかかる時間は20~30分程度

このような処置なので、ものすごく時間がかかるんじゃないかとか、入院しなきゃいけないんじゃないかとか、大掛かりに考えていらっしゃる方が多いのですが、例えばインプラントを一本だけ埋め込むという手術の場合、上記のような処置にかかるトータルの時間は、実は20分から30分くらいなんです。

 

場合によっては、もう少しかかる方も

ただ、患者様によって、例えば1本で終わる方もいますし、2本、3本必要だったり、かたや10本くらい入れないといけない方もいらっしゃいます。

また、1本だけれども、骨が薄かったりとか、骨が足りないということで、骨を足した中でインプラントを埋め込むという処置をしなければならないという方もいらっしゃいます。

その場合は時間がもう少しかかってきます。例えば3本とか4本とかになると、30分から40分くらいかかったりします。

10本くらい、例えば上あごに全部入れないといけないという方であれば、1時間から1時間15分くらいかかる可能性が高いですね。

1本だけれども骨を足す必要があるという方も、1時間くらいかかる可能性が高いです。

 このように、どのくらい時間がかかるかについては、一概には言えない部分もあるのですが、インプラントを入れたいと考えらえている方は、経験豊富なドクターに聞いていただければ、すぐにお答えできると思いますので、一度ご相談していただくとよろしいかと思います。

 

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